- 2017-04-07
CINEMA4Dで作るLEGOアニメーションその②
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その①に続き、今度は簡単に実際のLego組み立てやアニメーションを説明したいと思います
Legoのベースは編集可能にして動作を軽く操作
プラグインとして導入したLEGOのモデルはMoGraphを使って複製していくタイプのものなので
このままいろいろなオブジェクトを作っていくと、かなり動作も重くなり制作していくことが困難になりますので
編集可能にして動作を軽くしていきます。
しかし、導入したものはレイヤマネージャーで非表示にしてあるオブジェクトがありますので下記手順で一体化します
ベースを決めたらレイヤマネージャーで表示にチェックを入れると、これだけのオブジェクトが隠されています
(今回テキストとレンダーインスタンスはOFFにしてあります)
これを全て選択して「一体化+消去」とすると、オブジェクトがひとつになります
これで複製をしていっても動作が軽くなりますので、余計なタグは消去してLegoを組み立てて行きましょう
スナップ機能で軸を移動
一体化すると、オブジェクトの軸が端っこには無いと思います。
組み立てて行くときには、オブジェクトの左下や右下など、基点となるところに軸が無いと
不便なので、スナップ機能を使い、軸を移動しておきます
↓
スナップ機能を使ってLEGOを組み立てる
あとは複製していって、スナップ機能で移動しての繰り返しでひたすらレゴを組み立てます。
色を変えたり、時にはオブジェクトを作ったり…(今回は作りませんが)
延々と組み立てて…
あとはこれを動かしていくだけです
アニメーションは最終位置を決めてしまえば簡単
制作実績で作ったアニメーションは、上からブロックが降ってきて、組み上がっていくだけという簡単なものです
その為、最初に組み上がった位置(今回は30F)でそのままキキーフレームを打ち
0Fで上に移動してキーフレームを打ちました
これで全てのオブジェクトが一斉に上から降ってくる動きになりましたので
あとはキーを組み上がっていく順番通りにずらして行けば簡単です
キーフレームを移動してアニメーションをずらす
選択ツールやタイムラインの自動モードで選択したオブジェクトのキーフレームをずらして
アニメーションのタイミングを調整
オブジェクトの数だけタイムラインもオブジェクト数が多いですが…
アフターエフェクトでモーションブラーや他の素材を足しても面白いかもしれません。
簡単に説明しましたが、オブジェクトが出るタイミングとか、細かく調整していくと
いろいろな物が作れると思います。