アイコン

2014-12-29

Adobe Premiere Pro で素材に複数の枠をつける方法

今回は、前回の応用として一つの素材を複数箇所に枠をつけて動かす方法をご紹介したいと思います。

 

複数の枠を作る場合は、「クロップ」ではなく「不透明度」のマスクを使います。そして前回同様「塗りつぶし」を使います。

もちろんクロップを使っても複数作ることはできるのですが、面倒くさいだけなので僕は不透明度にマスクを作ります。

それでは早速やっていきましょう。

不透明度:マスク

エフェクトコントロールパネルの不透明度の、左側の三角マークをクリックして設定を開きます。

不透明度_三角

マスクを作成。

不透明度_マスク

この境界線を素材の切り抜きたい部分に調整してみてください。マスクはいくつでも作れるので好きなように作ってみてください。

マスク作成後

パスで作られているので、こんな複雑な形でも作ることができます。

複雑なマスク例

次に、このクリップをネストします。
クリップを右クリックして、ネストを選択。

ネスト選択

すると、ネストされてクリップの色が変わります。
このシーケンスの中のクリップ変更したい場合は、ダブルクリックすれば開くことができます。

ネスト後比較

塗りつぶし

エフェクトパネルのビデオエフェクトの中の描画の中の塗りつぶしを、ネストしたシーケンスに適用してみてください。

塗りつぶし

次に塗りつぶしの設定をしていきます。
左側の三角マークをクリックして設定を開きます。

塗りつぶし_三角マーク   

範囲セレクターを透明度に変更。

塗りつぶし_透明度

これで、透明なところが塗りつぶされます。

塗りつぶし_透明度設定後

画像のように塗りつぶされない場合は、塗りポイントが不透明な部分をポイントしてるのだと思います。
塗りポイントを透明な所に移動させれば塗りつぶされます。

塗りつぶし_ポイント移動

次に、ストロークをアンチエイリアスからストロークに変更。

塗りつぶし_ストローク

すると、不透明な部分の周りにだけ枠が付くようになります。

塗りつぶし_ストローク設定後

端の方に枠を付けたい場合、マスクを普通に設定しても枠を付ける事ができません。その場合は、元のクリップのスケールを2%くらいで良いので小さくしてみてください。

スケール変更比較

すると、端の方にもしっかり枠をつけることが出来ました。

ストロークの幅とカラーを自由に変えれば・・・完成です。

完成

あとは普通にネストしたシーケンスにモーションをつければ、クリップと一緒に枠も動かすことができます。
枠の形を変えたい場合は元のクリップの方のマスクの形を変えれば自由に変更することができます。

まとめ

・クリップに不透明度のマスクを作成。
・マスクの設定を枠を付けたい部分に調整する。
・クリップをネストする
・ネストしたシーケンスに塗りつぶしを適用。
・塗りつぶしの設定の塗りつぶしポイントをクリップの透明な所に移動。
・範囲セレクターを透明度に変更。
・ストロークの項目をストロークに変更。
・ストロークの幅とカラーを好きなように変更。

 

最後に、この方法は書き出し形式によってはうまくいかないことがありますので、ご注意ください。
うまくいかない場合は、別の形式で書きだした後に変換してみてください。

映像制作会社CUBELiC「トップへ戻る」