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2014-12-29

可変ビットレート(VBR)

cbrvbr

映像や音声を圧縮する際に、圧縮率を固定せずに、映像(音声)の状態に応じて圧縮率を変化させながらエンコードしていく方式。

これはさっきのカーネルに比べりゃ楽チン楽チン!

動画や音の書き出し(premiereやAfter Effectsなどからの動画変換)時には2種類の方式を選ぶ必要があります。

「CBR(Constant Bit Rate)」という固定ビットレートと

「VBR(Variable Bit Rate)という可変ビットレートのことです。

CBRとは

例えば「300kbps」で書き出された動画を再生すると、常に「300bps」のデータ転送で再生されます。

メリット

・単純なのでプログラム側も扱いやすく、ズレが起きにくい。

・シーク時間(再生バーなどを使って目的の時間まで飛ばすことで起きる待ち時間)が短いためストリーミング配信などに向いている。

・ファイルサイズも「◯◯bps × 時間」となるため、書き出し前にわかります。

・全体的に品質を上げるにはデータ量が大きくなりますがビットを上げればキレイになります。

デメリット

・動画の中に激しい動きの時にはビットレートが足りずブロックノイズが出る場合がある

・逆にゆるやかな動きの時は指定したビットレートを使わなくても十分なデータである可能性がある

・全体的に無駄や無理が多い。

 

VBRとは

ではVBRはCBRの逆で、その都度データの転送量を変えることが出来ます。

メリット

・動画の中で激しい動きの時は沢山のビットレートを割り振って品質を上げれる。

・逆に緩やかな動きの時は、ビットレートを下げて節約出来る。

・効率がよく同じデータ量でもCBRよりVBRの方が高品質になる。

・ビットレートを固定しないため、最大ビットレートと最小ビットレートを指定することができ、その範囲内で可変させることができる。

※ちなみに前に紹介した可逆圧縮形式(ロスレス圧縮)はVBRになります。

 

デメリット

可変を計算しつつ書き出すため、ファイルサイズがどのぐらいになるか書き出してみないと分からないということ。

ビットレートが一定でないのでシークにも時間がかかる。

 

VBRにはさらに2つの書き出し方がある

1pass

書き出すデータの複雑さを常に予測しながらビットレートをコントロールする方法です。
一回のエンコードで済むため高速な処理が可能です。

ただし、予想が外れた場合は大きく品質が低下したり目的のビットレート値から大きく外れることがあります。

2pass/複数パス

書き出し時にまず一度データ全体の複雑さを解析し、その解析データを元にしてビットレートをコントロールする方法です。

最低でも2回の処理が入るため処理が遅く時間がかかりますが、1passよりも効率的にビットレートを調整することができるようになるため

より高品質になります。

 

 

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