- 2015-06-12
MoGraph(モーグラフ)の使い方│MoTextの利点
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CINEMA4DのBroadcastバージョンやStudioバージョンではMoGraph(モーグラフ)が使えます
MoGraphは非常に強力なアニメーションツールで、文字通りMotionGraphicsには必須な機能だと思います。
そして、この機能の中にMoText(モーテキスト)というのがあります
あなり、今まで使っていなかったのですが、パステキストとくらべて優れた点があったので紹介
パステキストは漢字が苦手
パステキストでアニメーションする場合、私は通常
パスを押し出しオブジェクトで立体化し、それを「破砕」オブジェクトに入れ
破砕モードを「セグメントを接続して破砕」として、簡易エフェクタで動かしています
この状態で、簡易エフェクタを動かせば、アニメーションさせる事ができますが
ここで、問題が生じます…
それは
漢字のように偏と旁が含まれるパスは別々のオブジェクトとしてみなされてしまう
という事です
つまり、簡易エフェクタを動かすと・・・
このように、パスがひとつになっていない部分は、全て、別々にアニメーションしてしまいます
つまり
パステキストでは漢字の表示は非常に苦手
だということです
MoText(モーテキスト)で漢字は一体化
そこで登場するのが、MoGraphの中にあるMoTextです!
これは非常に簡単
破砕オブジェクトなどは必要なくて、MoTextと簡易エフェクタのみ
これで簡易エフェクタを動かしてみると…
このように、漢字は偏と旁でバラバラにならずに、漢字をちゃんと単語として、認識してくれます
単純な字数の場合には、テキストパスでもやりようはありますが
MoTextなら楽ですね
MoGraphというのはCINEMA4Dの持つ最強のツールだと私は思っていますので
MoGraphの使い方をいろいろと紹介出来たらと思っています
間違いなく、MoGraphと同じような表現を、他の3DCGソフトで再現しようと思ったら大変でしょうね